ポンポン押せる、ゴム印鑑

印面がゴム製の印章を、ゴム印といいます。 日本においては、スタンプという言葉で表されることも多いですね。 紙などに押印した跡のことを、印影といいます。 法律上での印鑑とは、将来の対照用として、官公庁、銀行などにあらかじめ提出しておく印影を意味しているようですが、日常生活上では文書の内容を認める意思表示として、当事者が押す判の総称として使われています。

ゴム印とその印影は、力や熱のほか、年月の経過によっても変形してしまうため、通常、公文書などに使用することはできません。
ゴム製印鑑の大きな特徴として、その材質が挙げられます。
印鑑の素材には様々なものがありますが、プラスチックや天然の石など、硬質なものが大半です。
そのため、印を押す際に力の入れ加減が難しく、印影がずれたり掠れたりしてしまうこともよくありますよね。
その点、ゴム印は柔らかいので、力が強くない方でも簡単に判を押すことが出来ます。
子供用のおもちゃのスタンプも、ゴム製のものがたくさんあります。
日付を入れたゴム印は、日付印あるいはデート印と呼ばれ、日付欄以外にも氏名、役職のほか、「承認」「受領」などの目的に応じた印面が使われます。
「速達」「御中」「領収書在中」などの郵便用ゴム印の印面も、目にする機会は多いと思います。
このように、正式な書類に使用できないことが多い反面、その押しやすさを生かし、ゴム印は私たちの日常生活のあらゆる場所で活躍しているのです。