高い透明度で使い方色々、アクリル印鑑

アクリル樹脂は、有機ガラスの一つです。 有機ガラスとは、透明なプラスチックでできたガラスのことです。 この場合の「ガラス」は化学上の意味であり、「有機」は有機化合物のことで、生体物質由来ということではありません。

ちなみに、無機ガラスはミネラルガラスともいい、私たちが一般的にガラスと呼んでいるのは無機ガラスの方です。
アクリルは擦ると特有の匂いを発することに由来し、匂いガラスとも呼ばれました。
屈折率が高く、複雑な形状に加工することが可能です。
衝撃に強く、着色も容易なため、無機ガラスの代用品として照明器具のカバー、日用品全般、事務用品、工芸品、雑貨、コンタクトレンズ、水族館の展示用大型水槽、アクリル樹脂塗料の原料などとして用いられます。
一般的な樹脂の中では耐候性に優れ、直射日光の下でも劣化しにくいという特性を持っているので、自動車ランプのレンズや乗り物の窓材、道路標識など、屋外用途としても幅広く使用されています。
アクリル樹脂の大きな特性である、極めて高い透明度は、プラスチック素材の中でもトップクラスで、無機ガラスを超えるともいわれています。
印材用のアクリル樹脂は耐熱性が高く、一般的な認印としては十分な強度があります。
色の多様性が楽しめるだけではなく、その透明度を生かして、上から印面が透けて見えるという便利なアクリル印鑑も作られているようです。
これなら印面をひっくり返して確認する手間も省けますし、捺印時に失敗することも減りそうですね。

アクリルはたくさんの長所を兼ね備えた、とても使い勝手の良い印材だと言えるでしょう。